20代、30代、40代と年齢と共に収入も増えるはずですが、堅実に貯金できていますか?
貯金は『今』だけでなく将来を考えても必要です。ただし多くの人はまともに貯金できていない状態なのではないでしょうか。
特に30~40代は子供の教育費負担や自身の病気などの出費も増加するため、『貯金がない家庭』の割合は増加気味になります。
経済的にも忙しくなる40代はどのくらい貯金しているのでしょう?
貯金がない家庭の割合は?
世帯別に貯蓄と借入の状況は以下のようになります。
金額 (万円) | 全世帯 | 児童 世帯 | 母子 世帯 |
貯金なし | 14.9 | 14.6 | 37.6 |
貯金あり | 80.3 | 82.1 | 59.6 |
50万未満 | 4.7 | 5.2 | 14.4 |
50~100 | 3.5 | 3.9 | 3.6 |
100~200 | 7.9 | 10.3 | 9.1 |
200~300 | 5.9 | 7.6 | 6.5 |
300~400 | 6.3 | 8.4 | 4.0 |
400~500 | 3.3 | 5.0 | 1.9 |
500~700 | 9.4 | 10.9 | 4.2 |
1世帯当たり 平均貯金額 | 1033.1 | 680 | 327.2 |
引用元:厚生労働省 平成28年国民生活基礎調査の概況
(※児童世帯=児童のいる世帯、※単位:%)
平成28年の貯蓄の状況は全世帯で「貯蓄がある」が80.3%、「1世帯当たり平均貯蓄額」は1033万1千円です。
児童がいる家庭の貯金額は500~700万円が10.9%、「1世帯当たりの平均貯金額」は680万となっています。
また母子家庭は収入面で難があるためかほとんど貯金できていないと考えられます。
なお全世帯を見ても、データ上貯金がない家庭の割合はゼロではありませんが、現実はそういうわけではありません。
次に世帯別の借入金の状況です。
金額 (万円) | 全世帯 | 児童 世帯 | 母子 世帯 |
借入なし | 62.3 | 41.5 | 64.8 |
借入あり | 29.3 | 53.5 | 28.1 |
50万未満 | 1.4 | 1.3 | 4.2 |
50~100 | 1.6 | 2.0 | 4.7 |
100~200 | 2.4 | 2.5 | 5.3 |
200~300 | 1.8 | 2.0 | 1.4 |
300~400 | 1.4 | 1.6 | 0.5 |
400~500 | 1.0 | 1.3 | 1.0 |
500~700 | 1.9 | 2.4 | 1.1 |
1世帯当たり 平均借入額 (万円) | 431.3 | 949.0 | 185.1 |
引用元:厚生労働省 平成28年国民生活基礎調査の概況
(※児童世帯=児童のいる世帯、※単位:%)
借入金は全世帯で「借入金がある」が 29.3%で「1世帯当たり平均借入金額」は431万3千円。児童のいる世帯で「借入金がある」は53.5%で「1世帯当たり平均借入金額」は949万円となっています。
年齢別貯蓄・借入の状況
次に年齢別で1世帯あたりの平均貯蓄額と平均借入額を見てみます。
年齢 | 貯蓄額 | 借入額 |
29以下 | 154.8 | 263.1 |
30~39 | 404.1 | 866.2 |
40~49 | 652.7 | 863.5 |
※引用元:厚生労働省 平成28年国民生活基礎調査の概況
世帯主帯主の年齢階級別に1世帯当たり平均貯蓄額を見ると、30~39歳で404.1万円、40~49歳で652.7万円です。
また1世帯当たり平均借入金額を見ると、30~39 歳が866万2千円と最も高く、次いで40~49 歳が863万5千円となっています。
30代で400万、40代で650万の貯金があるかどうかですが、仮に貯金があったとしても何かしらの理由で減ってしまいますよね。
どういった理由が考えられるのでしょうか。
貯金がない家庭の特徴は?
30代や40代は色々なイベントが多くなる年齢でもあります。
収入も増えれば支出も増えるので貯金の管理が難しくなるところですが、貯金が減る理由にはどういったものがあるのかをまとめます。
30~39 | 40~49 | |
日常生活 への支出 | 68.3 | 61.3 |
土地・住宅 の購入費 | 14.4 | 8.0 |
入学金、 結婚費用 等の支出 | 30.4 | 36.1 |
投資損 | 3.3 | 6.5 |
引用元:厚生労働省 平成28年国民生活基礎調査の概況
単位:%
データを見ると、貯蓄の減った世帯の減額理由は全ての年齢で「日常の生活費への支出」は6割を超えている点も特徴です。
30代で目立つ理由は土地・住宅の購入費です。20代と比べて働き盛りで日常生活の充実を図ることで貯金が減少しているとも考えられます。
また40代では「入学金、結婚費用や旅行など」が減額理由として大きくなっています。晩婚化とも考えられるのでしょうか。
児童世帯全体を見ると平均貯蓄額は680万円になります。そして年齢別の平均貯金額は30代で400万、40代で650万となっています。
30代40代は支出のイベントも多いのが特徴なので必ずしもこれに当てはまるわけではないですが、それなりの貯金は絶対に必要です。
もしあなたが30代なら、40代でも結構な支出があるので覚悟しておかないといけません。
データでは『貯金が全く無い』という人は少ないものの、子供がいる世帯での貯金額は100~200万円が一番多くなっていました。これでは全然足りませんよね。
貯金がない家庭から脱却するには?
統計上で見ると40代の平均貯蓄額は652.7万円となっています。
これを多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれですが、現実を見ると全く貯金がない家庭の割合は多めだと思います。
それに貯金がゼロでないにしても、ほとんどの人は貯金額で不安を感じているのではないでしょうか。
とにかく貯金を増やすしかないのですが、そのためにすべきことは3つあります。
支出を減らす
貯金を守る
収入を増やす
この3つだけでOKですが、これらをものすごく難しいものと捉えている人が多いです。
でもこれらを実践しないと貯金を増やすことはできません。
具体的に何をどうすれば良いのかを、僕の体験も含めならがまとめてみたので読んでみてください。貯金や節約の仕方にはかなり自信があるので参考になると嬉しいです。
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